医事課

業務紹介

主に患者さんが病院を訪れた際に受付・対応をする窓口業務と、診療費の計算および診療報酬明細書(レセプト)を作成し保険者に請求する保険請求業務の大きく2つの業務があります。更に詳しく分けると、「受付窓口業務」・「保険請求業務」・「診療情報管理業務」・「医事統計業務」など、これらの医療事務を行う部署が医事課となります。 受付や会計などでは多くの患者さんと接する機会が多いので、患者さんが快適かつ円滑に診療を受けていただけるよう自動再来受付機・外来待合表示盤・自動精算機を導入し、外来待ち時間および会計待ち時間の短縮に努め、日々の業務には励んでおります。

業務内容

1.受付窓口業務

【外来受付(総合受付3番)】
初めて病院に受診される方や初めてかかる診療科などの受付を行います。また保険証や住所等の変更などの手続きを行っています。

【各外来診療科受付(外来クラーク業務)】
診療の受付や診察室やレントゲン室などへの案内や診療科の問診表に記入してもらうなどの受付業務になります。

【文書受付(総合受付4番)】
診断書・証明書・明細書などの文書類の受付を行います。(尚、当院所定の診断書は診察時にお申し出ください。)

【会計(総合受付5番)】
診察終了後、月1回の保険証の確認を行います。支払いは自動精算機となるため、保険証確認後は会計待合番号をお渡しします。

【入院窓口】
入院の予定が決まった方へ入院時に必要な情報を案内し、安心して入院できるようサポートしています。また、入院当日には入院される病棟へご案内いたします。

【予約センター】
受診後3ヶ月以内の科を対象に、電話での予約を受け付けております。受付・変更・取消しなどもお電話で対応いたします。

2.請求業務

【外来会計】
外来診療費を計算する業務です。計算は診療報酬点数表に基づき診療行為の点数を割り計算していきます。
患者さんが加入している保険の種類によって負担額が異なってくるため、 それに応じて料金化をしていきます。

【入院会計】
DPC(診断群分類包括評価)方式により入院費用の計算をします。入院患者の病名や症状をもとに手術などの診療行為の有無に応じて、厚生労働省が定めた1日当たりの診断群分類点数をもとに医療費を計算する会計方式です。

【保険請求】
患者さんが診療された1ヶ月分の内容をまとめ、一枚の診療報酬明細書(レセプト)を作成し各関係機関へ提出します。社会保険の方のレセプトは社会保険支払基金、 国民健康保険の方のレセプトは国民健康保険団体連合会に請求いたします。

3.診療情報管理業務

診療情報管理士が中心となって、院内の診療記録の集中管理をしています。また、診療記録に基づく、診療情報管理データベース、がん登録データベース、DPCデータベースなどの構築管理を行っています。

4.医事統計業務

患者数や収入状況などを把握するため、外来患者の統計や入退院の統計、種別の統計、日報、月報、年報などの資料を作成していきます。これらの分析結果をもとに患者サービスや経営改善に役立てられます。

5.その他

他にも、自賠責保険、労務・公務災害、未収金管理、施設基準等の届出なども行っています。