医療法人社団 誠馨会 千葉メディカルセンター

患者さんの権利と責務

権利

  • 患者さんは、公平かつ適正な医療を受ける権利があります。
  • 患者さんは、病気や治療について十分な説明を受ける権利があります。
  • 患者さんは、十分な説明を受けた後、治療法を選択する権利があります。
  • 患者さんは、他の医療機関の医師の意見(セカンドオピニオン)を聞く権利があります。
  • 患者さんは、診療記録の開示を求める権利があります。
  • 患者さんの個人情報は保護される権利があります。

責務

  • 患者さんご自身の健康に関する情報(症状、既往歴、内服薬など)を正確にお伝えください。
  • 検査や治療について理解・同意ができない場合はその旨お伝えください。
  • 検査や治療について医師や看護師の指示にご協力ください。
  • 病院の規則を守り、他の患者さんに迷惑をかけないようにしてください。

平成23年10月制定

宗教的理由による輸血拒否に対する当院の対応

  1. 当院では、患者さんの自己決定権を尊重する立場から、宗教的理由により輸血を拒否される患者さんには、可能な限り無輸血での治療を行うように努力します。
    しかし、救命のためなど医療上必要な場合には、輸血を行います。
  2. 当院は、相対的無輸血※1の方針であることを了承頂けない場合には、転医をお勧めいたします。
    (絶対的無輸血※2は拒否いたします)

補足

※1:相対的無輸血とは、できる限り輸血を行わないように努力するが、想定外の出血等が生じて「輸血以外に救命手段がない」事態に至った場合には輸血を行うこと。

※2:絶対的無輸血とは、いかなる場合(想定外の大出血など)でも輸血を行わず、輸血により救命できる可能性があっても輸血を行わないこと。