クリニカルパスについて
クリニカルパスとは、患者さんと医療チームが治療の経過を共有するため、その経過(予定)を時間軸にそって表わしたものです。事前に予定をたて、患者さんにお知らせしておくことで、治療の標準化や効率化が実現できるうえ、患者さんに明確な情報を提供できます。
当院では、平成27年4月現在126種類のクリニカルパスを活用し、約6割の入院患者さんにクリニカルパスが提供されています。一つの疾患のクリニカルパスには、患者さん用と医療チーム用があります。当院の代表的なクリニカルパス(患者さん用)をご紹介いたします。
外科
- ソケイヘルニア根治術
- 腹腔鏡下ソケイヘルニア根治術
- 結腸切除術
産婦人科
- 排卵
- 自然分娩
- 開腹(子宮筋腫・卵巣のう腫)術
新生児
- 新生児(経膣)
- 新生児(帝王切開)
小児科
- 急性胃腸炎
- 肺炎、気管支炎、咽頭炎
- 開腹(子宮筋腫・卵巣のう腫)術
整形外科
- 肩肩板修復術
- 腰椎後方除圧、ヘルニア摘出術
- 膝関節鏡視下
- 大腿骨頸部骨折(地域連携パス使用)
脳外科
- 慢性硬膜下血腫
泌尿器科
- 前立腺生検
- 前立腺肥大